7月13日19時25分頃、ニュース番組で麻生さんがコメントする様子を見ました。
イメージコンサルタントなので、政治的な内容は無視して私が気になったのは、
「常に」
「我々は」
の2つの言葉が多く使われていたこと。
政治家さんとして、次の選挙のことを考えて言葉を選んでいたのでしょうが、
無駄に何回も出てくる言葉は気になります。
そしてこの気になる言葉が、マイナスイメージ作りになっていると思いました。
2つの言葉のイメージを考える前に、私は現在の状況をこう考えています。
自民党がこれまでしてきたこと、これまでの麻生さん率いる体制に、多くの人が賛同できなかった結果、東京都議選で惨敗する結果になったと。
この件に関して、地方に国政を持ち込むなと言う方(自民党関係者?)が多いのですが、それもイメージ的に見て、国であれ地方であれ、自民党=自民党というイメージを抱かれるのは仕方ないというか、当たり前のことだと思います。
同じに見られるのがイヤなら、同じ党に属している意味は?と思うのが大多数の人でその人たちが抱くイメージ=国民の抱くイメージと思った方がいいと思います。
以上のような考えをベースに、麻生さんのコメントをイメージコンサルタントの視点で見ると、
「常に」という言葉を多用したせいで、イメージ的にはますますマイナスに。
麻生さんのコメントでは、これまでの自民党の実績や功績を見て、それを評価して欲しいという感じでしたが、そこが多くの人の思いが伝わっていないというか、やはり体制が変わらないことを主張しているだけと捉えられる可能性が高くなってしまいます。
これまでの自民党のやり方(=常に)が都議選の結果に表れたのであれば、その後のコメントで、まだその「常に」を維持し続けようとするのは、自ら好んでマイナスイメージを作り出しているようなものです。
そういう性格の人でないと、国会議員は務まらないとも言いますが…。
「我々は」という言葉も同じで、自民党に変わって欲しいと思う人たちに、さらにまた自民党の存在を押しつけても・・・。
「我々は」と麻生さんが自民党を率いていることを強調し、自民党が一体となっていることを主張すればするほど、国であれ地方であれ、やはり自民党は自民党というイメージを抱いて当たり前です。
なので、この「我々」も、自ら好んでマイナスイメージを作り出すワードになってしまってると思います。
では、このマイナスイメージをどのようにすれば回復できるか?
方法は誰もが分かっているけど、実行するのが意外に難しいことです。
素直にみんなで「今までのやり方は間違っていました、すみません」と言うのが最も簡単な方法でしょう。
もし、政治の内容を考えずにイメージだけを考えて、さらに次の選挙でのイメージも考えるのであれば、
一人悪者(責任者)を作って、その人に謝罪させる。
さらにその人が率いていた体制を解散させる。
そして名前は同じでも、中身を一新させた(ように見えるだけでもいい)新しい体制を作る(作ったように見せるだけでもいい)。
というのが短期的にできる簡単なイメージ回復方法でしょう。 よく企業の謝罪会見でも用いられている方法です。
この方法、誰もが考え付く方法なのですが、これまでのトップが自分の立場を優先する人の場合、なかなかうまく進みません。
トップが周囲の人のことを優先し、グループ全体のメリットを考えて行動してくれるといいのですが、そういう人でない場合、イメージコンサルタントのような、全くの外部の人間が忠告すると効果的なことも多いです。
(自民党の場合、歴代の首相にそういう役の方がいるようですが、
それをマスコミに報道されることが、また「常に」のマイナスイメージを国民に強調するだけです)
トップが思うように動いてくれない場合は、周囲の人が行動を起こすことがマイナスイメージの払拭につながります。
その際はトップを無視してでも、誰もが正しいと思えることで共感を呼ぶことが重要です。少し前の鳩山さんのように。
これまで蓄積してきたマイナスイメージが大きいだけに、今後1カ月、
どのような方法で、どれだけイメージが回復できるのか、注目したいと思います。